佐藤 桃 SATO, Momo [テューバ]
埼玉県・上尾市出身。3歳よりピアノを、12歳よりチューバを始める。 埼玉県立伊奈学園総合高等学校を経て東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。室内楽を守山光三氏に、チューバを稲川榮一、中村年男の各氏に師事。 現在、数少ない女性チューバ奏者として「ライム・レディース・オーケストラ」、「東京リリー・ブラス」、「ジャパン・レディース・ブラス」など各方面で活躍。またクラシックにとどまらず様々なジャンルのアーティストのライヴサポート、レコーディングにも数多く参加。 新国立劇場主催の演劇作品「夢の裂け目」、「夢の泪」、「夢の痂」、「箱根強羅ホテル」(井上ひさし:作/栗山民也:演出)での演奏、「櫻の園」(チェーホフ:作/栗山民也:演出)での音楽監修も行う。 こけももブラスクインテット MUSIC PLAYERSおかわり団 http://www.fuji-jpn.com/okawaridan/ メンバー。 埼玉県立芸術総合高等学校音楽科・非常勤講師。
- 使用楽器:MEISTER ANTON 431CGB 4/4 (CC)
MEISTER ANTON 440FGB 4/4 (F) - マウスピース:PERANTUCCI PT-88
MEISTER ANTON 22-3
テューバってこんな楽器
テューバはなが〜い管とおお〜きくひらいた朝顔(ベルといいます)をもつ楽器で、金管楽器の中では比較的新しく(!)1930年ころに生まれました。音には重量感があり、低く滑らかな響きが特徴です。ピアノの一番左の鍵盤の音も出せます。
楽器の重さが10Kg前後もあって持ち運びが不便なのが弱点でしょうか。演奏するときはひざに乗せて両手でかかえます。持ちきれなくて専用のスタンドを使う人もいます。吹いていると管に水分がたまってくるのでこまめに水抜きをしなくてはいけません。たくさん息を使うぶん、大きな楽器ほどよく水分が出るのです。ちなみに、応援団などで見かける「スーザフォン」もテューバの仲間です。
テューバでは速い動きができないように思われがちですが、そんなことは決してありません。オーケストラを従えてソロを吹くこともあるんです!V.ウイリアムズというイギリスの作曲家が書いたテューバの協奏曲は、朗々と歌うような低音の響きとダイナミックなスケール感のある名曲で、チューバの魅力を存分に楽しむことができます。
テューバとの出会い
私がこの楽器に出会ったのは中学1年のときです。それまでは金管楽器で一番大きいのはユーフォニアムだと思い込んでいたのでとっても驚きました。いくら息を吹きこんでも思うように音がでてくれないイヤな楽器でしたが、慣れるにしたがって練習が楽しくなっていきました。楽譜は地味なのに、ほかのパートと合わさったときにぞわぞわっとした感動がありました。(もの凄くへたっぴでしたが。)そこであじをしめて今までテューバを吹いているのです。
